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二世帯住宅になるときに注意したいこと
これまで家族で暮らしてきた家を、子供の結婚によって二世帯住宅に改修するリフォームもあります。
現在の家を増築しないで、そのまま二分割するリフォーム工事では確認申請は不要ですが、建物面積を広げる、増築するとなると確認申請が必要になります。
よって、それぞれの地域で決められた、建ぺい率や容積率を確認しなければなりません。
建ぺい率は建築面積がその建物の敷地面積の何パーセントであるかという数字で、容積率は2階と3階も含む延べ面積がその建物の敷地面積の何パーセントであるかという数字です。
どちらも増築によって、建物の面積が増える場合は、基準を超えてしまうかもしれません。
自治体ごとに定められているので、しっかり確認して許可が出る範囲内で設計して貰いましょう。
また、二世代住宅が完成した後の二世帯家族間での決まりごとは、設計の段階で話し合っておくべきです。
ガスや電気、電話料金などの費用をどうするのか、ローンや登記をどうするのかは、完成してからでは遅いです。
これらを明確にして分担しやすいキッチンや水まわりの位置、個数にしなければならないためです。