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外壁塗料の油性と水性ってどんな違いがあるの? 〜水性塗料解説編〜
前回は、油性塗料について紹介しました。
油性には、1液型と2液型の2種類があり、知っている方は少なかったのではないでしょうか?
2液型は、プロが使う一級品と言われているので、こだわりたい方にはお勧めです。
さて、今回は水性塗料についてのお話です。
・水性塗料の特徴って?
水性塗料の特徴といえば、何と言っても環境に良いことです。
塗料というと、環境に悪いイメージがありませんか?
その環境に悪いというイメージから生まれたのが、この水性塗料です。
ただ、この水性塗料は、出始めた当時、油性塗料に比べて耐久性が低かったり、雨の日に施工できなかったりと、不便な点が目立っていました。
しかし、環境が良い塗料というメリットを生かすために、多数のメーカーが水性塗料の性能の向上に力を入れて取り組みました。
そのため、今では油性塗料に劣らないほどの耐久力になりました。
・注目の水性塗料のメリット
水性塗料の特徴として、環境に良いことと、耐久力が向上しているということを挙げました。
その他にもメリットがあり、臭いと取扱いやすさです。
臭いに関して、油性塗料は鼻を刺激するような臭いが特徴的ですが、水性塗料の場合、臭いがほとんどありません。
臭いがない分、周りに気を遣うことも減り、気兼ねなく塗装が可能です。
また、取り扱いのしやすさに関してですが、水性塗料は保存しやすいことが挙げられます。
油性塗料だと成分によって、注意するものがありますが、水性塗料の場合、そこまで注意深く配慮しなくてかまいません。
以上が水性塗料の特徴です。
環境にも良くて、施工中に嫌な臭いをしにくいので、集合住宅など密集したところに住んでいる方にもお勧めです。