水まわりリフォームのタイミングは今!? 水まわりリフォームのタイミングを見極めるポイント
綺麗で快適な状態を保っておきたい水まわり。
みなさん、水まわりに関するリフォームのタイミングに迷ったことはありませんか?
毎日、掃除をしていると綺麗になって、「まだ大丈夫だろう。」とタイミングを逃してしまいますよね。
でも、それが落とし穴です。
今回は、そんな水まわりリフォームのタイミングの見極めポイントについて、紹介します。
・見た目チェックだけでは不十分!?
水まわりの劣化として多い水漏れやシロアリは、見た目では確認しにくい特徴があります。
これらの劣化は、どちらかというと見た目ではなく構造など中身に影響が出やすいからです。
見た目に劣化が目立たないからといって、放っておいてはいけません。
劣化以外にも、注目しましょう。
例えば、築年数です。
築20年前後が経つと、いくら見た目を綺麗に保っていても、床組の腐食や構造が傷んでいることが多くあります。
それだけでなく、何年も同じものにしていると、徐々に使い勝手が悪くなったり、掃除が大変になってきたりするものです。
それもリフォームをするタイミングです。
以上のように、水まわりのリフォームでは、見た目に騙されてはいけません。
どれくらい使っているのか、自分の使い勝手や掃除のしやすさなど、日々の使用状況にも目を向けて、リフォームに踏み切ってください。
もう悩まない!外壁素材の特徴を解説 〜モルタル外壁編〜
外壁と一言で言っても、いくつか種類があります。
種類が多いと、なかなか選べませんよね。
そこで今回から3回に分けて、外壁の種類を3つ紹介します。
第一回目となる今回は、モルタル外壁についてです。
・そもそもモルタル外壁って何?
モルタル外壁とは、左官職人がモルタルをコテで塗っていき、乾燥させてから塗料が吹き付けられた外壁のことです。
このモルタル外壁は、ヒビが入りやすいですが、手塗りしていくので全く同じ模様がなく、いろいろな模様を演出することができます。
モルタル外壁の中にも、壁面の特徴からいくつかの種類が分かれるので、それぞれ見ていきましょう。
・モルタルの種類って?
1)ジョリパット
ジョリパットとは、表面がザラザラしている特徴があります。
凸凹の大きさが小さく、耐久性も高い塗り壁です。
最近では塗り壁といえば、「ジョリパット」と言われていたほどでした。
2)吹付けタイル
吹付けタイルは、凸凹が小さく表面がツルツルしています。
ローラーを使って塗ることができ、塗料の量が少なくて済みます。
ただ、職人の力量によって仕上がりに差ができやすいと言われるほど、経験がいる施工方法です。
3)リシン
リシンとは、砂壁状の外壁を指します。
比較的和風の家にマッチする外壁で、混ぜ込まれた細かな骨材が落ち着いた雰囲気を演出してくれるのが特徴的です。
4)スタッコ
スタッコは、表面が粗いため、塗り上げるのに塗料を多く使います。
スタッコ仕上げは、リシンよりも分厚く塗り上げるので、立体的な迫力のある外壁です。
以上が、モルタル外壁の特徴です。
家の雰囲気に合わせて、選んでみてください。
もう悩まない! 外壁素材の特徴を解説 〜サイディング外壁編〜
前回は、モルタル外壁について紹介しました。
モルタル外壁は、大きく4種類あり、それぞれが独特の雰囲気と特徴を持っていましたね。
さて、第2回目となる今回は、サイディング外壁についてのお話です。
・サイディング外壁ってどんなもの?
サイディングとは、セメント質と繊維質を原料とした外装材を、一枚一枚壁に貼り付けていく施工方法です。
このサイディングには、窯業系サイディング、金属系サイディング、木質系サイディング、樹脂系サイディングと大きく4種類あります。
では、それぞれの種類の特徴を見ていきましょう。
・サイディングの種類ってどんな特徴があるの?
1)窯業系サイディング
窯業系サイディングは、主原料にセメント質と繊維質の原料が使われています。
これは、施工とメンテナンスともに、手間も時間もかからず、最もバランスが取れた外壁素材と言われています。
最近では、住宅外装の約70%のシェアを占めていると言われているほどです。
2)金属系サイディング
金属系サイディングは、成型された金属板と裏打材が使われています。
裏打材には断熱材が使われているので、断熱性が高いのが特徴です。
その他にも、防音性、耐水性、耐久性と機能面で優れた外壁素材と言われています。
3)木質系サイディング
木質系サイディングは、天然木などに塗装されたもので、木の特徴を活かすために、表面を炭化処理されたものが多いです。
木が使われているので、防火性は劣りますが、木の雰囲気や味わいを楽しめるメリットがあります。
4)樹脂系サイディング
樹脂系サイディングとは、塩化ビニル樹脂製の外壁素材です。
北米で生まれたので、耐久性や耐塩害性、耐冷害性、耐候性に優れています。
これらの特徴から、日本では北海道や東北地方など、寒い地域に適していると言えます。
以上が、サイディングの特徴です。
全体として、工期が短いことや費用が比較的、安いことが挙げられます。
メンテナンスのサインもわかりやすいので、長く今のマイホームに住みたい方にはお勧めです。
もう悩まない! 外壁素材の特徴を解説 〜トタン外壁編〜
前回までの記事で、モルタル外壁とサイディング外壁について、紹介してきました。
これらの外壁は、現代の外壁選びでのシェアを多く占めています。
そのため、一度は見たことがあるのではないでしょうか。
このシリーズの最後の今回は、前回までの記事とは違い、トタンという今ではあまり多くない外壁素材について紹介します。
・そもそもトタン外壁って?
トタン外壁とは、薄い亜鉛メッキ鋼板のうち、建築資材として使用されているものです。
亜鉛メッキを使用することによって、普通の鉄とは違い錆に強くなります。
その他には、雨に強いのも特徴です。
このトタン外壁は、今では工場や倉庫によく使われています。
・実はおしゃれにアレンジできる!?
工場や倉庫に使われていると聞いて、おしゃれじゃないイメージを持たれる方も多いと思います。
確かに昭和的な雰囲気がないとは、言い切れません。
しかし、今のトタン外壁は、カラーバリエーションが豊富で、使い方次第でおしゃれな雰囲気を演出することができます。
また、色の塗り替えでリフォームが可能な場合もあり、定期的なメンテナンスが必要な外壁素材では、珍しい特徴です。
色を変えるだけなので、費用が抑えられてお得ですよね。
以上のような特徴が、トタン外壁にはあります。
トタン外壁に関わらず、外壁素材にはメリットもあれば必ずデメリットも存在するものです。
今の住まいの状況と照らし合わせて、外壁素材を選んでみてください。
外壁塗装でお得感! 外壁塗装でお得に感じるためには?
外壁塗装は、塗料にもよりますが、比較的、塗り替える頻度が他のリフォームよりも早い周期でやってきます。
外壁塗装は、そんなに安いものではありません。
それなりのお金を出すからこそ、少しでも「得したなぁ」と感じたいものですよね。
そこで今回は、外壁塗装でお得に感じるためのポイントを紹介します。
・どうすればお得になるの?
そのお得に感じるポイントとは、外壁が関わるリフォームを同時に行うということです。
外壁は、家全体に関わってきます。
そのため、家のリフォームの中でも、外壁に関わるものをまとめてしまおうということです。
まとめてしまうと、「ただタイミングが同じだけで、それぞれの工事費は安くならないよ。」と思われがちですが、費用が安くなる場合が多いです。
費用が安くなる理由は、一旦置いておいて、どの工事を一緒に行うべきなのかについてお話しします。
行うべき工事は、以下の通りです。
(例)窓の位置や大きさを変えるリフォーム
雨戸をシャッターに変えるリフォーム
ベランダやバルコニーを変更するリフォーム
勝手口や玄関ドアを取り替えるリフォーム
増築や耐震リフォーム
では、なぜこれらのリフォームと外壁塗装を組み合わせると、安くなるのでしょう?
・安くなる!?その理由とは
その理由は、足場の設置です。
外壁塗装は、家全体の外観を塗装するので、高いところを塗装するために足場を作ります。
これは、1回につき、20万円~30万円程度かかります。
これを先ほど挙げたリフォームを別々に行うと、場合にもよりますが、その都度、20万円~30万円の費用が発生することになります。
これは、もったいないですよね。
以上のように、外壁塗装と組み合わせることで、別々にリフォームするよりも、見た目も費用も安く済ませることが可能です。
外壁塗装をお考えのあなた、同時にリフォームできるところはないですか?