ユニットバスのメリットとは
前回はユニットバスの定義についてお話させていただきましたが、今回はそのメリットについてお話させていただきます。
在来工法のバスルームはタイルを1枚枚貼って造るものでした。
しかし、現在は工場などで予め防水性の高い素材を用いてバスタブ、天井、床、壁などを成型しておき、現場に搬入した後にそれらを組み立てるユニットバスが主流となっています。
では、ユニットバスのメリットとしては、現場で組み立てるだけなので、工期が短く済み、資材費用や工期の短縮が可能で、コストカットに優れていることです。
また、水漏れのリスクが少なく、カビや腐食のリスクを軽減できること、二重壁になることになるので、温かみのあるバスルームをつくれることとなります。
とくに価格に関しては、ユニットバスが大量生産されている状況のため、価格競争がおこり、短期間で値下げするケースもおおいため、非常にコストパフォーマンスに優れています。
そして必要最低限の機能が備わっており、さらに必要なものはオプション形式で揃えていくことが可能で、こだわりを持つ方もカスタマイズが簡単となります。
一戸建て住宅から、マンション、病院やホテルといった施設まで同じような仕様が可能となるため、使い勝手が良いものが多いのも大きな魅力です。