害獣のイタチ ( 鼬 ) の駆除工事を行いました。 ① | 宝塚市の戸建住宅
宝塚市の戸建住宅で、害獣のイタチ ( 鼬 ) の駆除工事を行いました。 ①
天井裏で小動物の足音が聞こえるので見に来てほしいという事で、訪問させていただき収納部分の天井に点検口をつくり調査を行ったところ、屋根裏はイタチ ( 鼬 ) の住処になっていました。
イタチ ( 鼬 ) は、ネコ目イタチ科イタチ属に分類される哺乳類の総称で、日本では在来種であるニホンイタチと、外来種のチョウセンイタチの事をいいます。
胴長短足で細長い体形をしていて、食性は雑食でニワトリやネズミなどの動物食のほか、柿などの果実を食べます。
イタチの特徴は、5センチほどの隙間を通り抜ける事ができて、わずかな隙間から住宅内に侵入し、床下や天井裏に棲み着き繁殖します。
垂直の壁を登れるほど運動神経がよく非常に素早く俊敏で、さらに非常に凶暴な性質で、近年、チョウセンイタチが都市部にも増加しています。
イタチの被害は、天井裏を走り回って騒音を出すことや、糞や尿による悪臭やシミ、屋内に侵入し食品を荒らす、家畜やペットを食害する、生ゴミを漁り散らかす、断熱材を破り巣を作るなどになります。
住宅の屋根裏は、断熱材もあり屋外より暖かいため、イタチにとって非常に良い住処になり、長い期間、イタチに住み着かれると排泄物により悪臭をはなち住宅環境も悪くなります。
小動物が屋根裏にいることは、お客様も以前から物音などで気付いてはいたそうですが、ネズミだと思い長い間放置されていました。
写真は、油に薬剤を混ぜた特殊な液体を煙にして天井裏に放ち、棲み着いたイタチを住宅内から追い出す駆除作業をしているところです。
この煙により、イタチは、たまらず家の外に逃げ出すことになり、逃げた後にイタチが侵入できる家中のすべての隙間を塞ぐ工事を行います。
写真は、イタチが家屋から逃げた後に再び侵入しないように、戸袋の下部分の隙間をステンレスのネットで塞いでいるところです。
イタチは、戸袋の隙間、配管の隙間など、外部にある5センチほどのわずかな隙間から侵入し家屋を荒らします。
イタチは、戸袋の隙間、配管の隙間など、外部にある5センチほどのわずかな隙間から侵入し家屋を荒らします。
専門業者による駆除作業は、イタチが侵入できる家中のすべての隙間をふさぎ、屋根裏の全面清掃、消毒殺菌、断熱材の全面入れ替えなどの大掛かりな作業になります。