西宮市の人生80年いきいき住宅改造助成工事にともない、トイレの改修工事を行いました。 | 西宮市の介護リフォーム
西宮市の介護リフォームで、西宮市の人生80年いきいき住宅改造助成工事にともない、トイレの改修工事を行いました。
トイレの出入口ですが、車いすでも使いやすいように、側面からの開き戸を正面からの引き戸に変更して、便座に座って右側の壁面に L 型の手すりを、左側の壁面に I 型の手すりを設置しました。
便器には補高便座をセットして、かさ上げを行い車いすの座面部分と高さが揃うようにしています。
補高便座は、足腰が弱い方や立ち座りに不安を感じる方、膝関節に可動制限のある方、リウマチや関節痛等により関節を曲げにくい方などが、使うことが多い器具になります。
補高便座の利点は、便座を高くすることで膝や股関節にかかる負担を軽減できて、座るときに膝を深く曲げなくてもいいので立ち座りが楽になります。
また、便器はそのままで便座を交換するだけなので大掛かりな工事は不要で、補高寸法が3センチアップと5センチアップの2種類になります。
長時間使用時の痛みや座った時の衝撃や痛みを緩和する、柔らかい素材でできた柔らか便座もあります。
介護では便利な補高便座ですが、欠点として便座が高くなりすぎて健常者には少し使いにくく、家族と共有できなくなる場合もあり、とくに小さなお子様だと一人で便器に座れなくなる可能性もあります。
他の欠点としては、便座内側が汚れやすく掃除の手間が多めにかかり、便器の種類によっては、補高便座を置くと便ふたを閉じられなくなる事などが挙げられます。
トイレの出入口ですが、車いすでも使いやすいように、側面からの開き戸を正面からの引き戸に変更して、便座に座って右側の壁面に L 型の手すりを、左側の壁面に I 型の手すりを設置しました。
便器には補高便座をセットして、かさ上げを行い車いすの座面部分と高さが揃うようにしています。
西宮市の人生80年いきいき住宅改造助成工事にともない、廊下の幅員の拡張を行いました。 | 西宮市の介護リフォーム
西宮市の介護リフォームで、西宮市の人生80年いきいき住宅改造助成工事にともない、廊下の幅員の拡張を行いました。
近年、多くなっている介護リフォームですが、介護の面からみた基準などが 「 バリアフリー新法 」 で詳しく定められています。
「 バリアフリー新法 」 は、高齢者や障害者が気軽に移動できるように、階段などの段差を解消することを目指した法律で、正式名称は 「 高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律 」 になります。
自宅で車椅子生活を送るときは、この法律で定められた数値を参考に設計をすすめると、不便のない住宅にリフォームをする事ができます。
家庭内で車椅子が通行するためには、車椅子のサイズは一般的に55センチ~70センチで、人が乗ったさいの肘の張り出し等を考慮すると、75センチ~80センチ以上の有効開口幅が必要です。
今の日本の住宅は、昔からの名残による伝統的な尺貫法 ( しゃっかんほう ) で、尺モジュールを採用していることが一般的です。
モジュールとは、建築において設計する上で基準となる基本寸法のことで、大別すると3種類になり、 「 尺モジュール=91センチ 」 「 メーターモジュール=100センチ 」 「 インチモジュール=121.8センチ 」 です。
戸建住宅の場合、尺モジュールの91センチの廊下の通路幅は、両側の柱の太さ10.5センチと壁材の厚みを除くと、最大でも78センチの廊下幅しか確保できない事になり、この幅は介助用車椅子がギリギリ通れる広さで、介護の面から考えると 「 メーターモジュール=100センチ 」 で設計する必要があります。
今回は、全面的なリフォームにともない、車椅子を使用するため、既存の間取りの壁を撤去し廊下の幅員を通常の75センチほどから90センチに拡張して、車椅子でも余裕をもって通ることが出来るように配慮しました。
リフォーム後の廊下部分です。
今回は、全面的なリフォームにともない、車椅子を使用するため、既存の間取りの壁を撤去し廊下の幅員を通常の75センチほどから90センチに拡張して、車椅子でも余裕をもって通ることが出来るようになりました。
西宮市の人生80年いきいき住宅改造助成工事を行い、車いす対応の洗面化粧台への取り替えを行いました。 | 西宮市の介護リフォーム
西宮市の介護リフォームで、西宮市の人生80年いきいき住宅改造助成工事を行い、手洗い器から車いす対応の洗面化粧台への取り替えを行いました。
今回、設置した洗面化粧台 ( 洗面ドレッシング ) は、車いす対応の 「 パナソニック アクアハート洗面シリーズ 」 という住宅とパブリック施設向けの洗面化粧台です。
車いすに座ったままでも、ひざ上にゆとりのある薄型カウンターで、奥行きは使いやすい50センチです。
洗面カウンターは、洗面ボールと一体型で、直線主体のすっきり洗練されたフォルムで、両サイドにはタオルやメイクの小物を並べる事ができます。
カウンター手前の厚みは、わずか26ミリで手で握りやすい形状で、車いす使用時の引き寄せのしやすさに配慮され扱いやすくなっています。
また、フロアキャビネットは、車いすでも足元がゆったり入る設計で、カウンターの高さは、車いすでも立ち姿勢でも使いやすい75センチに設定しています。
車いすだけではなく、普通の椅子に座りながらでも使えるので、家族みんなに優しい設計になっています。
さらに、フロアキャビネットは、収納 ・ オープン両用プランもあり、ドライバー1本で簡単に扉を外せて、車いすや腰を掛けたまま使えるようにできるので、今すぐ車いすに対応していなくても将来的に考えている方にもお勧めです。
収納もできるだけほしいとのご要望のため、同じパナソニックのシーラインやエムラインのサイドキャビネットとアッパーキャビネットを組み合わせることにより、収納スペースも多めに確保できました。
以前の洗面所には、手洗い器しかなく不便な状態でした。
介護リフォームにともない、車いすでも使いやすい洗面化粧台を設置されたいとのご要望でした。
今回、設置した洗面ドレッシングは、パナソニックの車いす対応、アクアハート洗面です。
カウンター手前の厚みは、わずか26ミリで手で握りやすい形状で、車いす使用時の引き寄せのしやすさに配慮され扱いやすくなっています。
車いすだけではなく、普通の椅子に座りながらでも使えるので、家族みんなに優しい設計になっています。
同じパナソニックのシーラインやエムラインのサイドキャビネットとアッパーキャビネットを組み合わせることにより、収納スペースも多めに確保できました。
西宮市の人生80年いきいき住宅改造助成工事 ( 一般型 ) を行いました。 | 西宮市の介護リフォーム
西宮市の介護リフォームで、西宮市の人生80年いきいき住宅改造助成工事 ( 一般型 ) を行いました。
一般的な 「 特別型 」 の制度は、介護保険の要支援、要介護認定を受けた高齢者が、現在、居住している住居で自立した生活を今後も送るために、浴室やトイレ等を改造する場合、その費用の一部を助成してもらえる制度です。
「 特別型 」 の制度は、介護保険の住宅改修費の20万円と合わせて100 万円を限度とし、住まいの住宅相談員が必要と認める工事が対象になります。
ただし、所得制限や改造箇所ごとに限度額があり、課税状況に応じて助成率も異なり、申請にあたっては、必ず工事前に訪問調査を実施して申請を行う必要があります。
今回の住宅改造助成工事の 「 一般型 」 では、特に介護認定等を受けておられない方が、将来に備えた予防的措置として、住宅改造をする場合に適応されます。
介護認定を受けられた方の居る世帯の 「 特別型 」 に対して、「 一般型 」 は、介護認定を受けていない60歳以上の高齢者が居る世帯で、生活中心者の収入が800万円以下の場合に対象になります。
「 一般型 」 で助成金を受けられる金額は、最大33万3千円 ( 100万円の1/3 ) になり、介護認定を受けられた方の居る世帯の 「 特別型 」 に比べると、助成金額が少なくなり工事内容の必須項目の条件も厳しくなります。
弊社としましては、できる限りお客様の経済的なご負担を軽くして、使いやすく住み良いリフォームを提案させていただき、今回の工事では、総工費100万円ほどの工事に対して、約25万円の助成金を受けとる事ができました。
西宮市の人生80年いきいき住宅改造助成工事 ( 一般型 ) に伴い、浴室すのこの設置を行いました。 | 西宮市の介護リフォーム
西宮市の介護リフォームで、西宮市の人生80年いきいき住宅改造助成工事 ( 一般型 ) にともない、浴室部分の段差の解消のため、浴室すのこ 「 カラリ床 」 の設置を行いました。
浴室すのこと言うと、桧などで作られた木製のすのこを連想しますが、今回、採用したのは、TOTO製のユニット式浴室すのこ 「 カラリ床 」 という商品です。
このTOTO製のユニット式浴室すのこ 「 カラリ床 」 は、滑りにくくて乾きやすい材質で出来ていて、浴室の出入り口の段差を解消して、大がかりな工事の必要もありません。
3種類のユニット幅から、現場の広さにあわせて組み合わせられ、長さを現場でカットする事もできます。
また、5ミリピッチで30センチから150センチの希望の長さに、イージーオーダーで製作できるため、洗い場にぴったり納まり、高さも6センチから17センチまで調整できるので、さまざまな洗い場に対応できます。
掃除のさいは、手がかりが付いているため持ち上げやすく、裏面は掃除のしやすい凹凸の少ないすっきり形状で、脚部分の形状も髪の毛がからみにくくなっています。
床材の滑りの原因は、すのこの表面に残った水たまりで、カラリ床なら足の裏とすのこの表面との間の水を溝から逃がす滑りにくい構造で、翌朝には床がカラリと乾きます。
また、従来のタイル貼りの浴室の場合は、寒い季節になると床がタイルのため冷たく感じますが、カラリ床ならその点も解消されます。
高齢になると出入り口のまたぎ部分に、つまづき易くなりますが、カラリ床なら高さを6センチから17センチまで調整できるので、さまざまな洗い場に対応できて、浴室内の出入口の段差が解消されます。
水はけが良いため、床にたまった水も乾きやすく、滑りにくい素材で作られているので転倒防止になります。
従来のタイル貼りの浴室の場合は、寒い季節になると床がタイルのため冷たく感じますが、カラリ床ならその点も解消されます。