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賃貸住宅のトイレの改修で、排水管を保温ラッキングする工事を行いました。 | 神戸市のトイレリフォーム
神戸市のトイレリフォームで、賃貸住宅のトイレの改修工事を行い、排水管を保温ラッキングしました。
建築用語でのラッキングとは、給排水管などの配管の断熱材、保温材を保護する薄い金属の板状の材料のことや、その薄い金属の板材を配管に巻く作業のことをいいます。
ラッキングは、ビルやマンションなどの大規模な建築物の屋上や外壁部分などで、よく見かける事があります。
給排水管の断熱や保温に用いられる素材は、おもにウレタンフォームやポリエチレンフォーム、グラスウール、ロックウール、スタイロフォームなどの材料があります。
この断熱材は、断熱、保温、耐熱には優れていますが、紫外線や衝撃には弱い素材のため保温材を守る補強が必要になり、金属性のラッキング材を巻くことで、断熱材を守りつつ耐候性を高めています。
とくに外部のラッキングの場合、ラッキング材は金属のため経年劣化による腐食が起こるので、定期的な点検や修繕を実施する必要があります。
また、結露や防音、意匠性のため、住居の室内部分の配管にも、ラッキングをすることがあります。
今回の工事は、住居の室内部分のトイレと洗面所で、断熱材、保温材を巻いた上からラッキング処理をすることにより、結露の防止とウォーターハンマー ( 水撃作用 ) などの防音に配慮しました。
ウォーターハンマー ( 水撃作用 ) とは、水道の蛇口を急に閉めたとき、「 ドーン 」 「 コクン 」 というような音がする現象で、水を急に止めることで、それまでスムーズに流れていた配管内の水が管の内壁などにぶつかって音が発生する現象です。
以前は排水管が丸見えでしたが、金属板で丁寧にラッキング処理をすることにより、意匠性もよくなりました。
以前のトイレですが、排水管が丸見えになっていて、上階からの排水音もうるさく感じる事がありました。
そのため、全面的なリフォームにともない、防音性や意匠性に配慮してほしいとのご要望でした。
そのため、全面的なリフォームにともない、防音性や意匠性に配慮してほしいとのご要望でした。
断熱材を巻いた上からラッキング処理を行い、結露の防止とウォーターハンマーなどの防音に配慮しました。
また、以前は、排水管が丸見えになっていましたが、シルバー色の金属板で丁寧にラッキング処理をすることにより意匠性もよくなりました。
また、以前は、排水管が丸見えになっていましたが、シルバー色の金属板で丁寧にラッキング処理をすることにより意匠性もよくなりました。