築20年を超え、屋根のカラーベストの素地が見える状態になっていたので塗装工事を行いました。
今回は、屋根の勾配が6寸勾配できつかったため、屋根足場の設置を行いました。
通常、屋根の角度 ( 勾配 ) は、4寸勾配から5寸勾配までなら、屋根に足場をかけなくても屋根の塗装ができますが、それ以上のきつい勾配の場合、屋根に足場をかける必要があります。
工事の流れは、足場を組むことからはじまり、屋根部分の高圧洗浄を行い、屋根材表面の汚れや古い塗膜を除去してから、下塗り、中塗り、上塗りの3工程の塗装になります。
屋根の塗装は、外壁と同様、一般的にシリコン塗装以上のグレードが主流になり、アクリル塗料→ウレタン塗料→シリコン塗料→フッ素塗料 ・ 遮熱塗料 ・ 断熱塗料 ・ 光触媒などの順で、コストとグレードが上がり塗装周期が長くなります。
塗料のコストとグレードは、比例することになり、安価な塗料は短期間しか持たず、高価な塗料は長期間持つので、安価な塗料を選べば工事費用が安く済んで良いのですが、耐用年数が短いので塗り替えの回数が増えることになります。
屋根に足場をかけるには、外壁まわりにも足場をかけることになるので、窓の面格子の塗装も同時に行いました。
屋根の塗装は、外壁よりも傷みやすいので、一般的に10年から20年を目安に塗り替えをすることが多いです。