リビングに内部足場を組み、内壁を珪藻土で塗り替える工事を行いました。 | 神戸市の内装リフォーム
神戸市の内装リフォームで、リビングに内部足場を組み、内壁を珪藻土で塗り替える工事を行いました。
建築の左官工事でよく使われる珪藻土 ( けいそうど ) は、藻類の植物性プランクトンが化石化したもので、海底や湖底に長年にわたって堆積してできた粘土状の泥土です。
珪藻土 ( けいそうど ) は、保湿、断熱、防露、調湿、遮音、脱臭などの様々な機能をもち、古くから火に強い土として、七輪、コンロ、耐火耐熱レンガの原料、ビールの濾過材 ・ 吸着材 ・ 脱臭材として幅広く利用されてきました。
現在は、その優れた機能から住宅の内壁の仕上げ材としても多く使われ、細かい穴 ( 孔 ) の空いた構造になっている多孔質性が特徴的な珪藻土 ( けいそうど ) は、調湿性能や脱臭性能が非常に優れています。
また、よくある塗り壁の材料として、漆喰 ( しっくい ) もありますが、それぞれに特徴があります。
漆喰 ( しっくい ) も調湿機能はありますが、漆喰の主成分となる水酸化カルシウム ( 消石灰 ) 自体は、珪藻土と比べると吸放湿機能という点では若干劣ります。
漆喰 ( しっくい ) は、アルカリ成分により、カビが発生しずらいという優れた特徴もあります。
また、珪藻土は自ら固まらないので、壁や天井に壁材として施工するさいには、固化材と呼ばれる固めるための材料が必要です。
珪藻土の採用により、シックハウス症候群に代表される健康問題解消の一助となり、人に優しい清潔な室内環境を保つ事ができます。
リビングの勾配天井部分です。
壁面の塗り壁部分が経年劣化により傷んでいたので、内部足場を組み、室内環境に良い調湿性能や脱臭性能に優れた珪藻土 ( けいそうど ) で塗り替えました。
リビングダイニングの建具の取り替えを行いました。 | 西宮市のリフォーム
西宮市のリフォームで、リビングダイニングの建具の取り替えを行いました。
今回、リビングダイニングの出入口の建具ですが、古い建具のため敷居部分に大きな段差があり、建具本体も古びてきたため取り替えるリフォームを行いました。
既存の壁の壁紙 ( クロス ) は、そのまま貼り替えずに、建具枠と敷居、建具本体を新しいものに、そっくり入れ替えるという工事です。
段差の大きな敷居を取り除くと、敷居分の床材がなくなり空洞になるため、フラット敷居という段差のないバリアフリーの敷居に入れ替えます。
今回は、壁のクロスも貼り替えないので、建具枠と壁の取り合い部分も慎重に作業をしていきます。
建具は、パナソニック製のオーダー ( 特寸 ) 商品で、採光部分の多い K A 型を採用しました。
このパナソニックの K A 型は、腰部分から下部分には、落とし込みという段差をつける模様が付いていて、腰部分から上部分がスリット状の透明アクリルパネルになっています。
事前に既存の枠や建具にあわせて、正確に採寸してからオーダー ( 特寸 ) 製作し、正規の位置に建具枠を取り付けてから、額縁 ( ケーシング ) といわれる部材で建具枠と周囲の壁を見切ります。
足や掃除機の当たり止めの床部分に添わしている幅木という部材と額縁 ( ケーシング ) を、すかさずに付ける必要があるので、細かい難しい工事ですが綺麗に仕上がりました。
建具は、パナソニック製のオーダー ( 特寸 ) 商品です。
さわやかなホワイト柄で、腰部分から下部分には、落とし込みという段差をつける模様が付いていて、腰部分から上部分がスリット状の透明アクリルパネルになっています。
事前に既存の枠や建具にあわせて、正確に採寸してからオーダー製作し、正規の位置に建具枠を取り付けてから、額縁といわれる部材で建具枠と周囲の壁を見切ります。
床部分の幅木という部材と額縁を、すかさずに付ける必要があるので、難しい工事ですが綺麗に仕上がりました。
リビングダイニングの床に、タフテッドカーペットの施工を行いました。 | 宝塚市の内装のリフォーム
宝塚市の内装のリフォームで、リビングダイニングの床に、タフテッドカーペットの施工を行いました。
タフテッドカーペットは、基布の上に接着剤を塗りパイル糸を植えつけたもので、大量生産が可能で、現在のカーペットの主流になっています。
タフテッドカーペットは、断熱効果が高く防音性、衝撃吸収性に優れている床材で、ウール ・ アクリル ・ ナイロンなどの繊維素材で出来ているので、足触りが柔らかく色彩のバリエーションやデザインも豊富です。
大きく分けて、 「 素材 」 「 テクスチャー 」 「 製造方法 」 などによって分類する事ができます。
タフテッドカーペットには、優れた機能が多くあり、保温 ・ 保冷性に優れている省エネルギーな床材で、耐久性があり音が反響せずに騒音の減少効果があるので、子供部屋や楽器を弾くお部屋にも最適です。
カーペットの下にニードルフェルトが敷き込まれているのでクッション性がよく、フローリングやタイルの床に比べて滑る心配がなく安全で、硬い床材と違い適度な弾力性があるので足の負担をやわらげます。
床に固定されているカーペットは、フェルトグリッパー工法という施工で取り付けられ、古くなってきて貼り替えのさいは、容易にめくる事ができます。
タフテッドカーペットの貼り替えは、とくにマンションでよく行うことがあり、古くなってきても、フローリングに比べて貼り替えがしやすく費用も経済的です。
タフテッドカーペットも多種多様ですが、お求めやすい商品でも十分満足していただける質感があります。
カーペットの下にニードルフェルトが敷き込まれているのでクッション性がよく、フローリングやタイルの床に比べて滑る心配がなく安全で、硬い床材と違い適度な弾力性があるので足の負担をやわらげます。
タフテッドカーペットの貼り替えは、とくにマンションでよく行うことがあり、古くなってきても、フローリングに比べて貼り替えがしやすく費用も経済的です。
タフテッドカーペットも多種多様ですが、お求めやすい商品でも十分満足していただける質感があります。
戸建住宅の全面的なリフォームを行い、間取りの変更を行いました。 | 神戸市のスケルトンリフォーム
神戸市のスケルトンリフォームで、戸建住宅の全面的なリフォームを行い、間取りの変更を行いました。
経年劣化により、構造材や水まわり設備、内装材が古くなっていたため、基礎、土台、柱、梁を残して、すべてを解体し骨組みだけにして、間取りを変更する戸建の全面スケルトンリフォームのご要望でした。
間取り変更のリフォーム工事を行うさいに大きく分けると、戸建住宅の場合の木造建築と、マンションなどの鉄骨造、鉄筋コンクリート造になります。
マンションなどの鉄骨造、鉄筋コンクリート造の場合、躯体部分を工事する事はできませんが、間仕切壁などは比較的自由に変更する事ができます。
木造住宅の工法には、おもに 「 木造軸組工法 」 と 「 ツーバイフォー工法 」 があります。
木造軸組工法は、柱と梁の軸組による工法で昔からの長年の実績がある工法になり、木造軸組工法、在来工法、伝統工法などの呼び方があります。
木造軸組工法は、伝統的な工法なので手がける建設会社が多く、開口幅を広く取る事ができて、将来の間取りの変更や改造、増築が比較的容易にしやすく、木の良さを表現する真壁造りで柱や梁をあえて見せる事ができます。
ツーバイフォー工法は、枠組壁工法とも呼ばれ、アメリカなどの欧米を中心に世界中に広まっている工法で、多くの規格材のうち、約2インチ×4インチ ( ツーバイフォー ) の材料が基本構造に使われます。
ツーバイフォー工法は、耐震性に優れていて、工法がマニュアル化されてパネルを立て込む方式なので、工期が短く気密性が高く、高度にシステム化されているので、品質を均一にする事ができます。
今回は、木造軸組工法の特徴でもある改造や増築が容易にしやすいという事もあり、構造上、取れる柱と取れない柱がありましたが、比較的自由な間取りの変更ができました。
経年劣化により、構造材や水まわり設備、内装材が古くなっていたため、基礎、土台、柱、梁を残して、すべてを解体し骨組みだけにして、間取りを変更する戸建の全面スケルトンリフォームのご要望でした。
戸建住宅のスケルトンリフォームにより、間取りを大きく変更する事ができました。
スケルトンリフォームは、新築に建て替えた場合、建築基準法によるセットバック ( 外壁の後退距離 ) の問題で、建築面積が現在よりも狭くなってしまい、希望の間取りが実現できない場合にも有効です。
2階部分ですが、以前は4.5畳と6畳の和室が、3室に狭く仕切られていました。
スケルトンリフォームにより、柱や梁などの構造部分以外を一旦すべて解体してから、新しい間取りにされたいとのご要望でした。
今回のスケルトンリフォームで、3室の部屋を1室のリビングダイニングキッチンにしました。
奥の柱は構造的に取れませんでしたが、冷蔵庫スペースとして違和感のないように配慮しました。
手前の柱は、抜く事ができました。
2階部分ですが、以前は4.5畳と6畳の和室が、3室に狭く仕切られていました。
柱や梁などの構造部分以外を一旦すべて解体してから、新しく作り直すスケルトンリフォームをされたいとのご要望でした。
今回のスケルトンリフォームで、3室の部屋を1室のリビングダイニングキッチンにしました。
奥の柱は構造的に取れませんでしたが、階段部分の手すり壁と一体的に仕上げ、違和感なくおさまりました。
リビングダイニング部分に、大きな開口が取れる3枚片引き戸の設置を行いました。 | 西宮市の建具のリフォーム
西宮市の建具のリフォームで、リビングダイニング部分に、大きな開口が取れる3枚片引き戸の設置を行いました。
全面的なリフォームにともない、できるだけ大きな開口が取れるように、パナソニック製の2間用 ( 約3.6メートル ) の3枚片引きタイプを採用しました。
3枚のすべての扉を引き込むことで、2つの窓から自然の光を一体的に取り込む事ができて、部屋全体を明るく広い印象にする事ができます。
3枚の建具をすべて閉めると、それぞれの部屋を別々の部屋に間仕切る事ができるので、来客時のさいなど、その場その場の使い方にあわせる事ができるので便利です。
敷居の無い直付けレール収まりにすることで、段差もなく床面のフローリングが通るのですっきりしています。
工事に関しては、床は平らでまっすぐのように感じますが、とくに築年数のたっている住宅は、床のスラブレベル (床のスラブの高低差 ) が悪いことが多くあります。
引き戸を採用する場合は、引き戸がスムーズに開閉して、扉 ( 建具 ) が勝手に動いて開いたり閉まったりしないように、とくにスラブのレベル調整をミリ単位で行う必要があります。
下地のスラブのコンクリートを少し平らに削ったり、下地調整用プレミックスモルタルなどのしごき材を、薄く塗布して微調整します。
下地調整をしっかり行ったことで、引き戸がスムーズに開閉して、使い勝手もよくきれいに仕上げる事ができました。
リビングダイニングと洋室部分です。
3枚のすべての扉を引き込むことで、2つの窓から自然の光を一体的に取り込む事ができて、部屋全体を明るく広い印象にする事ができます。
リビングダイニングと洋室部分です。
3枚のすべての扉を引き込んだ場合、リビングと洋室を一体的に使う事ができて、開放感のあるスペースになります。
3枚の建具をすべて閉めると、それぞれの部屋を別々の部屋に間仕切る事ができます。
別々の部屋に間仕切る事ができるため、来客時のさいなど、その場その場の使い方にあわせる事ができて便利です。